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 |  BOSSが新しくなったってよ!
  触ってわかったBoot Optimized Storage Solution-S2の魅力

   
       
   
       
   
    







みなさま、こんにちは。
以前、こちらの記事で新しくなったBoot Optimized Storage Solution-S2(以下BOSS-S2)のご紹介をさせていただきましたが、ついに実物を触る機会を得ましたので、その結果をレポートさせてもらおうと思います。以前の記事では公開されている情報もまだ少ない中でBOSS-S2をご紹介したわけなのですが、資料だけではピンとこなかった部分を中心に実物の使用感を試してきました。BOSSがどう進化を遂げたのかを少しでも実感いただける内容になれば嬉しいです。それでは見ていきましょう。



■搭載位置や外観

まずはBOSS-S2の搭載位置から見ていきましょう。今回使用している機種はR6525という機種になり、1Uのサーバーになります。こちらは以前の記事でもご紹介済みですが、サーバー背面から見て左端に搭載されます。実物の写真はこんな感じです。



BOSS-S2の部分にフォーカスしてみてみましょう。ハードディスクのドライブキャリアのようなものが搭載されていることが分かります。従来からあるBOSSはPCIスロットに搭載される形となっていました。そのため、ドライブキャリアのようなものもなく、外側からは触れない作りになっていました。しかし、写真を見ていただくとわかる通り、BOSS-S2は電源モジュールの横に専用のスペースが用意され、しかも外側から触れるような作りとなりました。



取り外しをする場合、ドライブキャリアのハンドルを操作して手前に引き出すと取り出しができます。



搭載されているドライブキャリアを外してみて、カードの実物の写真を撮ってみました。BOSSカードがM.2キャリアーに搭載されていることが分かります。





■サーバーを起動してBOSSの詳細画面を見てみましょう

ではサーバーを起動してみましょう。起動後、しばらくしてからF2キーを押してSystem Setup画面に入ります。Device Settingsを選択しましょう。



次にAHCI Controller in SL 7:BOSS-S2 Configuration Utilityを選択しましょう。



ご覧の通り、BOSS-S2のConfiguration Utilityに入れました。項目を見ていただければわかる通り、RAID構成やRAID構成の消去、Controllerの情報といったメニューが表示されています。



試しにRAIDを組んでみましょう。 Create RAID Configurationを選択します。
表示されたM.2 SSDが2本見えていますが、これらにチェックを入れてNextを押します。



RAIDレベルは1が固定となりますが、Virtual Disk名を入力して、Would you like to create this virtual disk ?の箇所で”Yes”を選択し、Nextを押します。



というとで、RAIDを構成できました。OKを押します。



作成したディスクが見えているので、名前をクリックします。



作成したディスクの詳細が確認できます。



以上、ご覧いただいたように簡単な手順でRAIDを組むことができます。所感としては、以前からあるBOSS-S1と今回使用したBOSS-S2で操作感や設定メニューはほとんど変わりがないと思いました。BOSS-S1の扱いに慣れている方にとっては全く違和感なく触れることと思います。
その他のメニューの操作方法については、こちらに記載がありますので気になる方はご覧ください。



■OSをインストールしてみました

BOSSはブート専用デバイスとなりますが、今回最もよく使われることになるであろうvSphereをインストールしてみました。2021年4月現在で最新版となるvSphere 7.0 Update2 (DellEMC_Customized-A00)を使用してインストールをしてみました。
インストール手順をすべて紹介することまではしませんが、インストール途中でのBOSSの見え方についてはご紹介しておこうと思います。
インストール先のディスクを選択する際の画面です。BOSSという文字が見えますが、こちらを指定してインストールします。



正常にインストールが完了しました。



なお、vSphereをインストールする際にディスクのコンパチビリティは大丈夫なの?と気になった方もいらっしゃるかと思いますので、コンパチビリティを確認してみました。BOSS-S1とBOSS-S2がそれぞれ表示されていますが、両方ともvSphereの各バージョンともにサポートされていますね。



VMware社のコンパチビリティの確認結果はこちらです。

なお、今回はvSphere7のインストールをご紹介しましたが、Windows Server 2019もインストールしてみました。こちらも通常のWindows Server 2019のインストール手順と全く変わらず、インストールすることができました。Windows Serverについては、ブートデバイスについてのコンパチビリティの情報ははっきり記載されていないようでしたが、気になる方はこちらのページ(飛んだ先にさらにリンクがある場合はその先も含めて)をご確認ください。



■M.2 SSDはどのメーカーのSSDが使われているのか?

これについてはBOSS-S2のユーザーガイドに記載されています。
折角実機があるので実機でも確認してみようと思いました。BOSS-S2 Configuration Utilityで搭載されているM.2 SSDの詳細を見てみるとModelという箇所に型番が記載されています。こちらを調べたところ、Intel製であることが分かりました。



SSDの性能値等の情報はIntel社が公開している情報を確認いただければと思います。
なお、搭載されるM.2 SSDは製品のロードマップが関係するので、今後も同じ製品となる保証はありません。変更が発生する可能性がある点を踏まえて見ていただければと思います。




■LEDは本当に光るのか?

こちらもすでにご紹介済みの話ではあるのですが、LEDランプが搭載されています。実際にOSを入れた後にBOSSに書き込みをさせてみてLEDランプの状態を見てみましたが、点滅していることが確認できました。



意図的に故障をさせることはできないので、エラーランプをつけるといったことまでは試すことはできませんが、製品仕様としては故障時はエラーランプ(オレンジ色で点滅)するようになっております。
『Dell Technologies Boot Optimized Storage Solution-S2 ユーザーズ ガイド』 LEDを使用したM.2ドライブの識別



■ホットプラグ対応

ホットプラグ対応というところが気になる方が多いかと思いますが、BOSS-S2の外観を見ていただければわかる通り、簡単に取り外しができる作りになっています。M.2 SSDが故障してしまった場合、BOSS-S1ではサーバーを停止してから蓋を開けて、PCIスロットに搭載してあるBOSSを取り外してからM.2 SSDを交換する必要がありましたが、BOSS-S2ではサーバーの蓋を開ける必要もないので、簡単に交換ができます。
仕様としてホットプラグが可能となっていますので、サーバーが稼働している状態でのM.2 SSDの交換は可能と言えますが、故障の仕方によって個別に判断が必要で、場合によってはサーバーを停止して交換する必要があるケースがあるかもしれません。オフラインで交換する場合であっても、取り外し・取り付けが楽な構造になったため停止時間も短く済みますし、メリットは大きいと思います。
なお、簡単に取り付け・取り外しが可能な作りになりホットプラグ対応なのはありがたい話ですが、ハードウェアの障害試験等で、稼働中にBOSS-S2を抜き挿ししてしまうようなことは絶対にやらないでください。それによる故障が起きた場合、弊社サポートで対応させていただくことが困難となることが予想されますのでご注意ください。


以上、簡単ではありますがBOSS-S2についての実機レポートとなります。


BOSS-S2はBOSS-S1と同様に弊社のPowerEdgeサーバーだけでなく、PowerEdgeサーバーをベースとした各種のHCI製品にも搭載されることになっていくと思いますので、どのようなものかを知っておいてもらって損はないかと思います。特にHCI製品のような企業の基幹業務システムが動くような環境では、数台のサーバーで冗長構成を組んでいる構成とは言え、たった1台であっても故障による停止は避けたいとお考えになる方が多いと思います。BOSSが故障してしまうような事態は極力避けたいですが、ハードウェアはいつ故障するかが分かりませんので予期せず故障してしまうことがあると思います。そうした場合であっても、BOSS-S2であれば活性交換が可能な製品になっていますので、サーバーを停止することなく素早く交換を終えることができます。BOSS-S1よりもメンテナンス性が向上した点はBOSS-S2の最大のメリットと言えるのではないでしょうか?
BOSS-S2によりPowerEdgeサーバーの魅力がまた一つ増えたと思っておりますが、ぜひこのBOSS-S2をサーバーを選定するときの一つの評価材料にしていただければ幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


パートナーセールスエンジニア
川奈部 真
2021/05/28


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